大人も読むべき教養が身に付くマンガ7選
どうも!babytoyです。
マンガといえば「子供向けだ」や「オタクっぽい」など否定的なイメージが昔はあったかもしれませんが、今ではそんなことないですよね。
俺はマンガが好きで、特に歴史系のマンガを好んで読んでおります。
そんなわけで今回は俺が読んだ中でもオススメのマンガを7つ紹介しようと思います。
子供が読むよりは、むしろ大人向けじゃね?と思ったマンガたちです。
大人が読んで教養が身に付くような実用的なマンガを紹介していきますよ!
1.三国志
三国志のマンガにはいろいろあって、横山光揮氏の三国志や、学研のマンガ三国志など、どれにしようかと迷いましたが、俺は原作:寺島優、作画:李志清の三国志を選びました。理由は画風が好みだったということです。人物が凛々しく描かれていて、面構えがかっこいいなと思いました。
紀元二世紀。中国はすでに悠久たる太古より連なる二千年の歴史を有する大国であった。しかし…約四百年もの長きにわたって中国に君臨した漢王朝は宦官(かんがん)の専制による政治腐敗が極限に達し、人々は重税にあえぎ連日の日照りと凶作が重なって飢えと苦しみのどん底にあった!中平元年(184)漢王朝打倒を旗印に各地の飢民を組織化して決起した黄巾賊(こうきんぞく)の反乱はいつしか略奪強盗の暴徒と化し人々を恐怖のどん底におとしいれていた!国は乱れいままさに断末魔の時を迎えようとしていたのである!
↑これは第一巻の冒頭部分です。中国史でいうところの後漢末期の頃から物語は始まります。
「生まれた日は違えども、死す時は同じ日、同じ時!」宦官の腐敗政治や黄巾賊の乱で衰退する漢王朝、民衆の苦しみを憂いて、劉備(りゅうび)・関羽(かんう)・張飛(ちょうひ)の三人は義兄弟の契りを結び奮起する!
↑これは背表紙の文章ですが、いわゆる桃園の誓いというやつです。
李志清…1963年生まれの香港人。1981年よりマンガを描き始め、1992年香港当代芸術双年展に水彩画作品で入選、香港芸術館に収蔵される。日本で初めて作品を発表した香港人マンガ家でもある。中国国民的作家金庸の武侠小説(ぶきょうしょうせつ、「きょう」の文字がコードエラーで代替表示です)を漫画化した「水滸伝」などがアジア各地で大ヒットしている。
寺島優…1949年東京都出身。大学卒業後、東宝株式会社の宣伝部に勤務。1978年週刊少年ジャンプの第1回マンガ原作賞に入選後、マンガ原作者としてデビュー。さらにテレビアニメのシナリオなど多方面で活躍中。主な作品は「テニスボーイ」「雷火」「競艇少女」。
この三国志のマンガ、中国の三国時代の戦乱のお話なので、武装した騎馬兵などが登場し、敵を斬りつけ、首をはねるなどといった残虐な描写も多いのですが、巻末には詳しい解説もあります。戦争もののジャンルが好きな人や、中国の歴史を詳しく勉強したいと思っている人などにオススメのマンガとなっております。この三国志のマンガは全部で14巻ですが、三国志の小説は長くて読みにくいといった人にもこのマンガなら読み進められると思います。まずは第一巻を読んでみてください。
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※表紙が違っていますが、これは版が違うだけで中身は一緒です。
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2.バガボンド
吉川英治『宮本武蔵』原作のこのマンガ、タイトルは『バガボンド』ですがその意味は、一定の所にとどまるのを好まず、転々と渡り歩く者。放浪者。英語のつづりはvagabondで、放浪者、やくざ者、ごろつきなどと訳されるようです。物語は関ヶ原の戦いが終わったところから始まります。敗北した西軍に加わった武蔵(たけぞう)は友人の又八(またはち)と落ちのびます。
関ヶ原の戦いは日本史でも習いますね。だからこのマンガは歴史の勉強にもなるだろうと思ったのですが、ただし注意が必要で、Wikipediaによれば、関ヶ原の戦いにおいて武蔵は東軍に加わったそうで、そもそも吉川英治の小説『宮本武蔵』は史実に反している創作が多く、すべてが事実というわけではないことを念頭に置いて読み進める必要があります。
井上雄彦…1967年鹿児島県出身。北条司氏のアシスタントを経て、1988年『楓パープル』でデビュー。90年から連載を開始した『SLAM DUNK』は累計1億部を超える大ヒットとなった。98年より「モーニング」にて宮本武蔵を描いた『バガボンド』が大人気!! 車椅子バスケを描いた『リアル』は「ヤングジャンプ」にて不定期連載。
この宮本武蔵のマンガ、宮本武蔵が刀を振り回して戦うお話なので、敵を斬りつけ、首をはねるなどといった残虐な描写も多くあります。宮本武蔵の半生を追いたいと思っている人や、日本史が好きな人などにはオススメのマンガとなっております。このバガボンドは全部で37巻ですが、物語の途中で休巻となっているものの、吉川英治の小説『宮本武蔵』を読む代わりにバガボンドを読むというのもアリなのではないでしょうか。まずは第一巻を読んでみてください。
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3.チェーザレ
チェーザレ・ボルジアとは誰?何者か知っていますか?今から2000年以上前、古代ローマ帝国の礎を築いた英雄カエサルの名を御存知の方は多いだろう。だが歴史上にもう一人のカエサルがいたことをいったいどれだけの人が知っているだろうか?古代ローマ帝国の誕生より1500年の時を経て現れたその男は、イタリア語でチェーザレ、すなわちラテン語でカエサルという名を持ち、古代の英雄と同じ野望を抱いた。全ヨーロッパの統一である。これは、分裂したイタリアに古代帝国の平和と栄光を復活させるべく戦ったチェーザレ・ボルジアの物語である。
かつて世界には、全ヨーロッパを支配する大帝国が存在した。ローマ帝国。北はイギリス、南はアフリカに及ぶ広大な地域を征したその大国は、やがて衰退を始める。帝国は最後の望みをかけ、それまでに信じた神々を捨て、邪教と迫害した宗教、キリスト教を国教化する。そして聖都ローマの司教は次第に特別な権力を手に入れていった。全キリスト教会の首長、“教皇”の誕生である。帝国の瓦解後、世界は政治的支柱を失う。この戦乱と分裂の時代、信仰だけがかろうじてヨーロッパを緩やかにまとめ、かつ支配した。そのため宗教上の最高権力者たる教皇は、次第に皇帝をもしのぐ力を持つようになった。だが「人はパンのみに生くるにあらず」とはいえ、闘争の解決には武力が必要であり、政治と経済という世俗的営みも不可欠である。そこで世界は精神の統治を“教会の仕事”、現実的な肉体の統治を“世俗の仕事”とし、すべてはこの「聖と俗」の二重構造のもとに置かれ、法律も教会法と世俗の市民法の二つにまとめられた。教皇と皇帝。時に両者が友好関係を結ぶことで、帝国が再生することもあったが、しかしその均衡を保つことは困難だった。教皇が清貧の理想よりも世俗世界の支配に関心を持つことで、信仰は腐敗し、人々は精神的礎を失った。そして世俗も相次ぐ戦乱に疲弊し、世界を統一するだけの力を持つ君主が現れないまま、ヨーロッパはさらに細かく分裂し、果て無き闘争を繰り返していく。教皇、皇帝、そしてその座を狙う諸国の王侯貴族。そのすべてが野望をむき出しに争う中世、イタリアはその中心地として最も混迷を極め、戦乱の渦の中に置かれていた。再生という意味のルネッサンス(=リナシメント)という言葉が指すのはこの理性なき戦慄の世界を生き延びるために、古びてしまったキリスト教に代わって求められた、古代ローマ帝国の智慧、つまり人間の力の再生にほかならない。神に愛される理と知と才に溢れる万能人。それこそがルネッサンスの理想とする天才像だった。そしてこの時代の転換期に、イタリアは芸術の天才に匹敵する、新しい政治の天才、圧倒的な力量=ヴィルトゥの出現を待っていたのである。
惣領冬実…1959年、大分県の観世流能楽師の家に生まれる。82年、服飾学校在学中にたまたま漫画新人賞の告知記事を見て投稿した作品が佳作を受賞し、「別冊少女コミック」(小学館)にてデビュー。『おなじくらい愛』(85)で初連載を開始する。主に少女向け漫画雑誌に多数の作品を発表し、卓越した画力で描かれた美しい登場人物たちとドラマチックな恋愛描写で一躍人気に。代表作に『ピンクなきみにブルーなぼく』、『ボーイフレンド』、『MARS』など。『ボーイフレンド』は第33回小学館漫画賞を受賞。また、『MARS』は台湾でも人気を博し、2004年には『戰神~MARS~』というタイトルでテレビドラマ化もされた。2002年には青年誌である「モーニング」にてSF作品『ES ーEternal Sabbathー』を連載。他人の脳に入り込み、情報を改ざんできる能力を持つ遺伝操作で生まれた青年を描き、新境地を拓いた。そして現在、「モーニング」にて、ルネッサンス期に活躍したイタリアの英雄、チェーザレ・ボルジアを描く『チェーザレ 破壊の創造者』を連載。新鋭ダンテ学者の原基晶を監修者に迎え、最も信憑性の高いとされているサチェルドーテ版のチェーザレ・ボルジア伝(本邦未訳)をはじめ、膨大な資料を精緻し生み出された全く新しいチェーザレ像や、当時の絵画を参考に、その美麗な線によって忠実に再現されたイタリアの街並みなどが話題を呼び、漫画としての面白さはもちろん、権威ある歴史学者からの評価も高い。
このチェーザレのマンガ、イタリアを舞台とした物語なので、世界史の中でもヨーロッパ史が好きな人などにはオススメのマンガとなっております。君主論で有名なマキャベリも出てきますよ!まずは第一巻を読んでみてください。
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4.マンガギリシア神話
タイトルそのまま!ギリシア神話のマンガです。ギリシャ神話の神様といえば?と聞かれて、誰を思い浮かべるでしょうか。俺なんかヘカトンケイルがインパクト強くて覚えているのですが、どこで覚えたか?と聞かれれば、それは女神転生。昔の真・女神転生なんかでギリシャ神話の神々を覚えたものでした。今でいえばパズドラなんかで覚える人も多いでしょうか。ゼウスなんかもパズドラに出てきますね。ギガンテスなんかはドラクエで覚えた人もいるでしょう。
里中満智子…1948年1月大阪生まれ。1964年、高校在学時に『ピアの肖像』で第1回講談社新人漫画賞受賞、デビュー。代表作に『あした輝く』『アリエスの乙女たち』『海のオーロラ』『あすなろ坂』『狩人の星座』『天上の虹』『マンガギリシア神話』『マンガ名作オペラ』『マンガ旧約聖書』シリーズ「マンガ古典文学」の『古事記』『若き日のブッダ』『ブッダをめぐる人々』など多数。1997年、全集「マンガ日本の古典」の『心中天網島』で第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。2006年に全作品及び文化活動に対し、文部科学大臣賞受賞。2010年文化庁長官表彰受賞。日本漫画家協会常務理事/マンガジャパン代表/NPOマンガサミット運営本部代表/大阪芸術大学キャラクター造形学科教授など。
このギリシア神話のマンガ、ゲームなんかでお馴染みの有名な神様がいっぱい出てきますよ!まずは第一巻を読んでみてください。
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5.まんが古事記
古事記とは日本最古の歴史書で、上・中・下に分かれているそうですが、このまんが古事記は上巻に記されている日本の神々の話を漫画化したものです。日本神話の神様といえば?と聞かれて、誰を思い浮かべるでしょうか。俺なんかスサノオとかアマテラスとか強かったので覚えているのですが、どこで覚えたか?と聞かれれば、それは女神転生。昔の真・女神転生なんかで日本神話の神々を覚えたものでした。今でいえばパズドラなんかで覚える人も多いでしょうか。ヤマタノオロチなんかはドラクエで覚えた人も多いでしょう。
ふわこういちろう…1977年、愛知県生まれ。イラストレーター。地元の芸大卒業後、上京し就職。28歳の時フリーのイラストレーターに転身。雑誌・書籍・テレビなど幅広く活躍中。携わった本は100冊以上。桜井進『わくわく数の世界の大冒険』シリーズ(日本図書センター)は累計20万部突破。毎日小学生新聞連載、宝塚歌劇団・宙組「パラダイスプリンス」キャラクター制作など。2015年秋発表ウルトラマンのアートライン「私のウルトラマン。」イラストを担当。
戸矢学…1953年、埼玉県生まれ。國學院大學文学部神道学科卒。主な著書に『富士山、2200年の秘密 なぜ日本最大の霊山は古事記に無視されたのか』(かざひの文庫)、『諏訪の神 封印された縄文の血祭り』、『神道と風水』、『三種の神器<玉・鏡・剣>が示す天皇の期限』、『ニギハヤヒ「先代旧事本紀」から探る物部氏の祖神』、『ヒルコ 棄てられた謎の神』、『怨霊の古代史 蘇我・物部の抹殺』、『氏神辞典 あなたの神さま・あなたの神社』、『ツクヨミ 秘された神』(すべて河出書房新社)、『陰陽道とは何か』(PHP研究所)、『日本風水』(木戸出版)、監修として『古事記ゆる神様100図鑑』(講談社)など。
古事記は日本人なら一度は読んだ方がいいと思いますよ!このまんが古事記で読んでみてください。
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6.マンガでわかる!法律の抜け穴
本屋さんで見つけて衝動買いしましたが、古い本なので全巻そろえることができず、Kindle版で買って読みました。弁護士を目指すわけではないのですが、法律に関するマンガなら実用的で何かの役に立ちそうですし、法律の抜け穴っていうタイトルが興味をそそられるものがあります。
あおきてつお…1957年、東京に生まれる。1980年、「少年ビッグコミック」(小学館)にてデビュー。以後、集英社・小学館・講談社などの少年誌や青年誌で多数の連載を経る。1989年、マンガをより広いメディアに進出させようと、マンガ制作会社ピエゾコミックを設立。
石原豊昭…1928年、山口県に生まれる。中央大学法学部卒業。弁護士(東京弁護士会所属)。三井三池労働争議事件その他、暴力金融グループ・株券金融犯罪グループ事件などの被害者救済で活躍。
小早川浩…1959年、広島県に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。出版社に勤務の傍ら、マンガの原作などの執筆を手掛ける。
森園みるく…漫画家。山口県徳山市生まれ。昭和56年、小学館新人コミック大賞の佳作を受賞。『クレージーラブ必勝法』でデビュー。以後、レディースコミックを中心に幅広く活動。近年は他にパチンコやパチスロなどのギャンブル漫画や、グリム童話のシリーズも手掛けている。
小野寺昭夫…1948年東京都生まれ。1971年明治大学法学部卒業。1982年弁護士登録(東京弁護士会所属)。現在、一般民事・刑事事件を中心に消費者事件・医療過誤事件などを扱っている。
飯野たから…1952年山梨県生まれ。慶応義塾大学法学部卒業。銀行、出版社でのサラリーマン生活を経て、1982年よりフリーに。現在、法律実用書・雑誌などの編集・執筆の傍ら、劇画の原作を手掛ける。
小倉治喜…7月10日生まれ。福岡県在住。
山下京子…3月25日生まれ。プロの配膳人を経て漫画家に。
峰岸とおる…1951年秋田県生まれ。1969年『亀裂の海』(芳文社コミックス)でデビュー。
神木正裕…1949年、熊本県に生まれる。熊本大学法学部卒業。出版社に勤務し、編集長を経て、(有)生活と法律研究所を設立。多くの法律書の執筆・編集を手掛ける。
豊田啓盟…1955年、長崎県に生まれる。1979年、早稲田大学卒業。法律書の執筆および・法律系国家試験受験指導に携わる。
三木邦裕…1952年、大阪に生まれる。1976年、中央大学法学部卒業。現在、セミナーミック主宰、東京アカデミー講師。
沢本英二郎…1951年愛知県生まれ。あすなひろし氏に師事。19歳でプレイコミックで漫画家デビュー。現在、『裏ゴト師源助』(パチプロ7)など連載中。
福神伶…1966年栃木県生まれ。愛川哲也氏に師事。1989年に『かわいいねっていってくれ』(別冊少女コミック)でデビュー。
宅建資格や行政書士を受験しようとしたときの民法の勉強にもなるかも!?ぜひ第一巻を読んでみてください。
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7.DORAEMON
英語を勉強している人は学生さんだけじゃなく社会人になっても多いと思います。こんな俺でもネイティブスピーカーになりたい…そんな淡い願望を抱いて英語の勉強をしたい、英会話を勉強したいと思った時に、なにか良い教材がないかと本屋さんで見つけてこれも衝動買いしてしまいました。ドラえもんの英語版のマンガです。英語と日本語で2倍楽しめるイングリッシュコミックス!日本語訳付で大好評です!
A cat shaped robot born on September 3, 2112.He rode a time machine all the way back from the 22nd century to help Nobita. He can pull all sorts of secret tools out of the "4-D (Fourth Dimensional) Pocket" on his tummy whenever Nobita needs them to get himself out of trouble.
ドラえもんは2112年9月3日生まれのネコ型ロボット。22世紀の未来からタイムマシンにのって、のび太を助けにやって来た。ドラえもんはおなかの四次元ポケットから、便利なひみつ道具をいろいろ出して、のび太のピンチを救ってくれます。
中学英語、高校英語の副教材に、また社会人の英会話の勉強にも使えるのではないでしょうか?ぜひ第一巻を読んでみてください。
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